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LIFE 2016.07.04

patagonia – Vote Our Planet. 投票しよう

7min

Vote Our Planet. 投票しよう

参議院選挙が 6月22日に公示され、投票日 7月10日(土)が迫ってきた。

今回は、選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられてから初めての選挙であることでも注目を集めている。前回、2013年の参議院選挙の投票率は 52.61%。特に 20代の投票率は 33.37% と世代別の中でも最も低い値となり、「若者の政治離れ」が顕著となっている。

先日のイギリス EU 離脱の国民投票で1票1票の重みが身にしみて分かったと思う。その差わずか「4%」。このたった「4%」で国民の未来が変わる。国民の人生が変わるのだ。このイギリス EU 離脱の国民投票の中身というと、投票率は 72%で、18歳~24歳の 75% が UK 残留に投票したのに対して、65歳以上は 39% しか残留に投票していない。投票結果が出た翌日、EU を離脱するとどうなるかというのを知り、後悔した 65歳以上の人たちが多くいたとニュースになっている。それほど、1票は重く、非常に大切なのだ。

このイギリス EU 離脱の投票率が 80% だったら結果はきっと変わっていただろう。

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そんな参議院選挙が迫る中、パタゴニアが「Vote Our Planet」というキャンペーンを行っている。

キャンペーン期間中は、選挙に関連したトークイベントを全直営店で開催するほか、店頭でステッカーを配布して「投票しよう」と伝えている。

ボクらはおしまいだ、健全な環境がなければ。

パタゴニア ウェブページより掲載

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‍‍写真 : ひとけのない双葉町で、スローガンが掲げられた看板の前に立つ、防護服とマスクを身に着けた人。2011年3月、福島第一原子力発電所の事故により全町民が避難した。このスローガンは今、皮肉にも原子力への依存の危険性を思い出させている。

「環境汚染は危機的転換点に達している」このことをどのくらいの人びとが認識しているだろうか?2015年は、気象統計を取りはじめた 1850年以降で最も気温が高い年となり、世界各地での洪水、干ばつなど異常気象による自然災害はもはや「新しい常態」となった。温室効果ガスの排出を減らし、きれいな水、空気、土を守り、再生可能エネルギーに投資しないかぎり、地球が自己治癒できる能力を人類が破壊することになる。

日本では何が起こっているだろうか? 1945年から 2000年頃までに、川から運ばれてきた水の汚れを濾過するフィルターの役割を担い、生命を育む干潟の 41%が埋め立てなどにより消滅した。2013年、大気汚染は一日あたり約 180人の早期死の原因であると推定されている。世界各国が脱石炭火力に向かうなか、石炭火力発電所の新設計画が全国に 47基ある。 また、EU や韓国で禁止されたネオニコチノイド系農薬が日常生活の中で広範囲に使用されている。さらに 2011年の福島第一原子力発電所事故による放射能汚染がいまだに残る状況であるにもかかわらず、原子力政策は維持されたままだ。これらはすべて、私たちが投票で選んだ政治家の政策によるものだ。有権者は自然資源の健全性以上に大切なものはない、ということを理解し始めている。

とても単純なことだが、僕らはおしまいだ、健全な環境がなければ。

僕らは、家族や地域の幸福を守ってくれるリーダーを選ぶ必要がある。そのリーダーとは、きれいな水、空気、土を大切にし、気候変動対策と再生可能エネルギーへのシフトを勇気を持って進める人だ。僕らがそのような行動を取らなければ、そして人類のために意義のある問題に賢明な一票を投じなければ、子供たちの将来とその他の野生について気にかけない誰かの思うつぼなのだ。
投票日の僕らの選択は、地域、都道府県市町村、そして全国レベルで、多くの環境問題に直接的な影響を及ぼす。投票こそ自分が直接参加できるアクションだ。来る7月10日、明るい未来のために水、空気、土を守るべく行動を起こそう。

皆が一体となって動けば、僕らが必要な政府を選べる。

投票することは、無駄ではない

パタゴニア ブログより掲載

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写真 : 米国史上最大の素晴らしい機会となった、エルワ・ダム撤去の開始に居合わせるパタゴニア創業者 イヴォン・シュイナード。ワシントン州クララム郡。(パタゴニア ウェブページより)

「気候変動を否定し、世界の気候科学者の 99% よりも自分のほうが賢いと自負する政治家は、いかさま師か大バカのどちらかだ。そんな奴らに、なぜ投票するのか」

アメリカでは、 前回の大統領選挙で一票を投じた有権者はわずか 60%だった。そのうち多くが大統領にだけ投票し、残りの投票用紙は空白のままだった。

すべての政治は地元だ、と皆が言う。だったらなぜ僕ら全員が、僕ら自身 の子供たちを教育する人を選ぶことや、僕らの地元の川や運河を掃除するかどうかを気遣わないのだろうか。僕らは 鉛で汚染されていない水を飲むことや、きれいな空気を吸うことを気にするべきでないだろうか。 狩りや釣りをする地元の沼を土地開発業者が埋め立てるのを、なぜ誰も気にしないのだろうか。君たちの町の空き地を地域菜園のままにしておくために、なぜ誰も市議会と闘わないのだろうか。

とても単純なことだが、僕らはおしまいだ、健全な環境がなければ。

投票者のほとんどは引退した 高齢の白人男性(僕自身も、アクティブだが、高齢の白人男性)で、彼らは教育(子供はすでに成人済み)、累進課税、環境といった、自分たちが死ぬまでには完成しない変化や計画には反対票を投じる傾向にある。

若者(18~30歳)では、最近の中間選挙で投票したのはわずか 25% だ。若い有権者のほとんどが政治に幻滅し、公民権を剥奪されたと感じているが、彼ら全員が投票すれば政治家は、学生ローンの借金、公平な賃金、居住といった問題を真剣に取り上げざるを得なくなる。投票をしないということは、無気力と非行動の自己永続的な循環だ。

それから中絶、税金、候補者の性別や人種など、ある特定の問題だけを気に掛ける単一争点の投票者もいる――地球で起こっていることは無視して。あるいはすべての政府機関を嫌悪するだけの人も。こうした人びとは、冗談抜きで、教養のない政治家に投票する傾向にある。

政府は押されなければ、動かない。これができるのは僕ら自身か、あるいはコーク兄弟、あるいはウォールストリート。コーク兄弟は気候変動改正へ反対するために何十億ドルも費やしている。<350.org> のビル・マッキベンはこう語る。「コーク兄弟は密に関連するドナー・トラストのような組織を通してその献金を隠し、(温暖化傾向にある世界では困難な仕事である)気候変動に反証するのではなく、あらゆる手段を使って可能な限りそれについての疑念を起こさせるという、タバコ産業から拝借した手法に焦点を当てている」

僕らは以前、市民と呼ばれていた。そしていまでも、投票権を行使し、投票する責任を果たすことによって、市民のように振る舞うことができる。この惑星の物語においてじつに深刻な時期である現在、僕らには自然世界を破滅させるか、あるいは僕らの住処であるこの美しい青い惑星を救うかの可能性がある。気候変動を否定し、世界の気候科学者の 99% よりも自分のほうが賢いと自負する政治家は、いかさま師か大バカのどちらかだ。そんな奴らに、なぜ投票するのか。

ことに意義のある人びと、そして意義のある問題に賢明な一票を投じる。僕らがそのような行動を取らなければ、別の誰かが ―― 僕らの子供の将来とその他の野生のことについて気にかけない誰かが ―― 別の一票を投じてしまう。

皆が一体となって動けば、僕らは必要な政府を選べる。自業自得の政府を強要される必要はない。

日本では何が起こっているだろうか。川から運ばれてきた水の汚れを濾過するフィルターの役割を担い、生命を育む干潟の 41% が埋め立てなどにより消滅。大気汚染は一日あたり約 180 人の早期死の原因であると推定。EU や韓国で禁止されたネオニコチノイド系農薬は日常生活の中で広範囲に使用され、そして福島第一原子力発電所事故による放射能汚染はいまだに残る状況であるにもかかわらず、原子力政策は維持されたまま ――。これらはすべて、私たちが投票で選んだ政治家の政策によるものだ。

ボクらはおしまいだ、健全な環境がなければ。皆が一体となって動けば、必要な政府を選べる。

今回の立候補者の中には日本を変えてくれそうなアツい人もいる!
友達や家族ともっと政治や選挙の話をしよう。

そして、一人ひとりの 1票で、みんなの未来。そして、みんなの人生を変えよう。

参議院選挙 2016
Vote Our Planet. 投票しよう。

patagonia Vote Our Planet

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