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FASHION 2017.09.19

NikeLab A.A.E. 1.0 Collection 登場

6min

A.A.E. – Advanced Apparel Exploration

NikeLab (ナイキラボ) より、体の動きや機能を計算し尽くしたメンズコレクション NikeLab A.A.E. 1.0 コレクションが登場。

この次世代のコレクションには、数十年に及ぶ NIKE (ナイキ) の全ての動きや温度に関するボディマップの研究データを軸に、アーバンユースやオーガニックなデザインが採用されている。ほつれ加工を施した裾、軽量な素材、人間工学に基づいたフード、サムホールを搭載し、都市生活に求められる機能性と自然な動きを追求し、データを駆使したデザインでアパレルの未来を形にした高性能なコレクションとなっている。

NikeLab A.A.E. 1.0 1/2 Zip Hoodie
Price: ¥37,800

ポリエステルとウールの混紡ウーブン素材、人間工学に基づいた調節可能なフード、オフセンターのハープジップデザインを採用し、体を包み込むデザインとなっている。また、データに基づいてデザインされたサムホールが、袖口の動きに心地良く自然に対応し、袖のめくれを防止。更に、背面のジッパー付きポケットで、小物を簡単に出し入れできる。

NikeLab A.A.E. 1.0 3/4 Pant
Price: ¥23,760

サイドと背面のポケットは、2 Way Zipper でサイドから開けられるように改良され、アイテムを簡単に出し入れ可能。カーゴポケットにはベローズデザインを採用し、収納力をアップ。上部のフラップとサイドの2 Way Zipper で出し入れも簡単な機能的なデザイン。

NikeLab A.A.E. 1.0 Vest
Price: ¥19,440

3層構造のウーブンナイロン素材と DWR (耐久性に優れた撥水加工) コーティングにより、カバー力と収納力がさらにアップし、軽くて重ね着しやすいデザイン。また、背面パネルを伸ばして長めのシルエットに調節可能でき、他のアイテムを組み合わせて着用できるデザインとなっている。

NikeLab A.A.E. 1.0 Stretch Short Pant
Price: ¥17,280

サイドと背面のポケットは側面に 2 Way Zipper を配し、出し入れをよりシンプルにする。サイドポケットは大腿部下部に配置され、座った時に収納した小物が気にならない。カーゴポケットにはベローズデザインを採用し、収納力をアップ。上部のフラップとサイドの 2 Way Zipper で出し入れも簡単。

NikeLab A.A.E. 1.0 L/S Hoodie
Price: ¥27,000

切りっぱなしの長めの裾がポイント。ラグランとはめ込み式を採用した立体縫製の袖が新しいスタイルを提案。人間工学に基づいたサムホールを新しく縁に配し、スリーブ部分の引っ張りを軽減し、まるで手袋を着用しているかのようなフィット感を提供。 スキューバフードも改良し、画期的な心地良さとフィット感で従来のデザインを打破する。

NikeLab A.A.E. 1.0 Crewneck
Price: ¥27,000

長めのシルエット、ラグランスタイルのデザイン、人間工学に基づいたサムホール、データに基づいた縫い目が、様々な動きに対応。面ファスナー付きの2つの胸ポケットに小物を便利かつ安全に収納可能。両側に 2 Way Zipper が付いたカンガルーポーチを備え、どんな小物も収納できる。

NikeLab A.A.E. 1.0
T
シャツから見える未来

今回の体の動きや機能を計算し尽くした NikeLab A.A.E. 1.0 コレクションの中で、最も異なるプロセスで作られているのが顕著に分かるのが Tシャツである。

NikeLab A.A.E. 1.0 S/S Top (Tシャツ) は、一連のボディマップを融合させニットのパターンを形成し、これまでの Tシャツ作りとは全く異なるプロセスで作られている。

ナイキ副社長でアパレルデザイン担当の Kurt Parker (カート・パーカー) は下記のように語っている。

アパレルをデザインするときは、様々な素材を組み合わせることが永遠に行われます。それが縫い目を増やし、製品を複雑にしてしまっているのです。一つの問題を解決しながら、新しい問題を生み出しています。しかしながら、時間の経過によって、私たちの体に関する理解と新しい生産技術が進化していきました。

これにより、コンピューターデザインの活用がさらに進み、データを構造的パターンにし、高レベルな情報をもとにしたニットのディテール制作に役立っている。これは、新しいパラダイムを生み出している。

これによって、全く違った局面がひらけます。複数の素材を切って縫い合わせる代わりに、編み機のプログラムを設定すれば、一つの素材だけを使って、全ての要素を一瞬にして盛り込むことができるようになるのです。

NikeLab A.A.E. 1.0 S/S Top
Price: ¥12,960

Tシャツデザインは大体、パターンを用いて、裁断&縫製 (Cut-and-Sew =カットソー) の工程を経て形になる。一方、今回の Tシャツに関しては、制作の第1段階はナイキが蓄積したデジタルデータの研究を行い、体が前に動いている時の胸や背中、腕の動きの範囲を確認することだった。

NikeLab A.A.E. 1.0 Tシャツは、コンピューターデザインを活用して、体に関する様々な分析を図にしたボディマップを融合させ、体の動きに導かれたニットパターンを形成し、これまでの Tシャツを作るのとは全く異なるプロセスで作られている。

そして何より、体の動きに関するデータに合わせて、様々な環境における体の反応についても配慮されてデザインされている。特に、地下鉄から通りに出てオフィスやクラブに行く、といった現代の都会環境や、異なる場所に行くことにより大きく変わる気温や湿度にもフォーカスしている。このような情報をもとに、肌に素材がまとわりつく部分、空気の流れる方向、汗をかきやすい部分、体温の上下など、具体的なライフスタイルの中で起こる状況を検証し、さらに多くのデジタルボディマップが作られている。

アパレルデザイナーと NIKE Flyknit (ナイキ フライニット) のエンジニア、そして、コンピューターデザイナー達との協力により、全ての動きや温度に関するマップが一つのデータに統合され、さらにそれが視覚的言語に表現された。ナイキの先端的な編み機がそれを実現しており、たくさんの情報を包括したアルゴリズムが、背中の空気の流れを高めつつ、胸の部分をしっかり隠すなど、必要なところには通気性を持たせ、望ましいところを包む一枚のシームレスなニットを作り出した。

この Tシャツが、NikeLab A.A.E. 1.0 コレクションの基本になっている。デザインやデータを活用した手法を進化させ、この Tシャツを中心に、都会で活発に過ごす人の全ての要望に応える用途の広いアパレルに仕上がっている。また、それぞれ新しい生産手法を用いて既存の問題を解決しており、ベースレイヤーからミッドレイヤー、そしてアウターウェアに至るまで、重ね着したときにもごわつかず、快適に機能するように作られている。

パーカーの言葉を借りれば、

まるでマトリョーシカのように、うまく重なることができます。


NikeLab A.A.E. 1.0 コレクションは、本日 9月19日 (火) より NIKE.com/NikeLabNikeLab MA5 及び、NikeLab 販売店で発売されている。

NIKE.com/NikeLab





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