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FASHION 2017.12.11

NIKE ニューヨークの新たな旗艦店を2019年にオープン

2min

トランプ最大のテナントを失う

NIKE (ナイキ) が、アメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプが所有するトランプタワーの一角にあるニューヨーク・フラッグシップストア Niketown (ナイキタウン) を賃貸契約期間が終了する2018年春に閉鎖し、2019年初頭にニューヨークの東52番街にある 650 Fifth Avenue に移転すると発表。

現在のナイキタウン

ナイキタウンが現在入居しているビルは、トランプ・オーガナイゼーションが所有する商業物件の内、テナント一社が占有する面積としては最大の約6040平方メートルに及ぶ。尚、今回の移転についてナイキは、移転計画は何年も前からあり、トランプ大統領の政治的な影響ではないと述べている。

ナイキは新たな旗艦店について「全てのカスタマー及び、NIKE+ メンバーに革新的でユニークなプロダクトと最高の環境、そして、パーソナライズされた究極のサービスを提供する」と述べている。

2019年オープン予定の旗艦店

ナイキタウン以上の約6410平方メートルをカバーする新たな旗艦店の1階から4階は、様々なスポーツの革新的なアイテムやサービスを取り揃え、地下には新たな試みの小規模の小売りコンセプト “Hyperlive” ができる。Hyperlive には、スタイルの相談やアドバイスが受けれる “スニーカー BAR” と共に、商品の受取や返品が容易に行える “スピードロッカー” も設置される。NIKE+ メンバー専用の5階には、ユニークなアイテムや体験のほか、カスタマイズが行える NIKEiD も設置。また、メンバーはナイキエキスパートとの1対1セッションも行うことができる。

更に、テクノロジーを駆使したサービスも充実しており、携帯電話のカメラでスニーカーを撮影すると、自分のサイズと好みのカラーで何が購入できるかすぐにアクセスすることができ、NIKE+ メンバーはレジに並ばす、NIKE アプリでシームレスなデジタルチェックアウトをおこない、即座に製品を手に入れることができる。


All Photos NIKE





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