HUF Summer 2018 Collection

THE LAST RESORT
COLLECTION

仙台店、原宿店と立て続けにショップをオープンしたレジェンドスケーター Keith Hufnagel (キース・ハフナゲル) が手掛けるスケート＆ストリートシーンのパイオニア HUF (ハフ) が、2018年サマーコレクションのルックブックを公開した。

HUF 東京2店舗目となる原宿店をオープン

“THE LAST RESORT”と名付けられた同コレクションは、かつてロードトリップのパイオニアたちが地図にも載っていないアメリカンハイウェイ沿いのローカルを探求してきたスピリットからインスパイアされている。ロードサイドを通り過ぎゆく景色が醸し出すシュールな風景を、カウンターカルチャーのレンズ越しに眺めながら、旅で重要なのは目的地ではなく、そこにたどり着く道のりに意義があることに気付かされる。

今シーズンのカラーパレットは、ハイウェイ沿いのモーテルやバーのネオン管サインからヒントを受けたブライトでエナジェティックなカラーと、砂漠道沿いで日に焼けたようにブリーチされた褪せた色とコントラストのあるカラーを使い分けている。

グラフィックアートワークは、リゾート地のスーヴェニアショップやハンドペイントのサインやチラシ、お土産 Tシャツやヴィンテージのヴァンに書かれたグラフィティーなど、長期にわたり使われることを意図されていなかった儚いエフェメラからインスパイアされたグラフィックを、パフプリントや高密度インク、UV インクなどと言った現代的なプリント手法を使い、まるでロードサイドのスナップショットのように表現されている。

また、ウォッシュや染めにおいても、アシンメトリー、ストライプ、ホリゾンタルディップダイと言った多種にわたる手法を取り入れたり、アロハやフローラルといったトラディショナルなプリントを織り交ぜ、従来の境界線を超越したテキスタイルをモダンなシルエットに落とし込み、イノヴェイティヴな生地を使い、刺繍やアップリケなどのディテールを施しプレミアムな仕上がりになっている。