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FASHION 2017.08.07

Vetements ファッション業界の過剰生産について言及

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Vetements x Saks Fifth Avenue
ウィンドウ・ディスプレイで「ゴミの山」を表現

Photo : Michael Ross

ファッションウィークから無期限で撤退することを明らかにし、拠点をパリからスイス・チューリッヒに移した Demna Gvasalia (デムナ・ヴァザリア) 率いる Vetements (ヴェトモン) が、ニューヨーク・マンハッタンの5番街を拠点とする高級百貨店チェーン Saks Fifth Avenue (サックス・フィフス・アベニュー) と提携し、私たちの世代の最も大きな問題のひとつである「ファッション業界のゴミ」について、Saks Fifth Avenue のウィンドウ・ディスプレイを使い訴えている。

自社で在庫を持たない卸 (Wholesale) ブランドの多くのは、生産ロットや売上をクリアするために、各色100以上などのミニマム枚数を設定している。しかし、ヴェトモンは、売りすぎないためと「買うコト自体にプレミア感」を感じさせるために、ミニマムではなく「マキシマム枚数」を設定している。例えば、各色30枚以上は発注できません、と。それは、消費者の購買欲や所有欲をきちんと考え、プレミア感を提供しているやり方のひとつだろう。

それでは、ヴェトモンが訴える「過剰生産 = ゴミ」について見てみよう。

今日、ほとんどのブランドがゴミを作り出しています。在庫の山はアウトレットや倉庫に埋もれ、これらの商品にお金を払いたいと思う人はほとんどいません。 過剰生産は、業界がニセの数字や一定の成長レポートのために隠そうとしている大きな問題です。 Saks は、この問題の会話を始めるために我々にメイン・ウィンドウを提供し、敢然とサポートしてくれました。私たちは、時には少ないほうが意味を持つということを理解する必要があります。

“Fashion is a very dirty industry. Deadstock in the US amounts to $50bn every year. After the oil industry, fashion is the second-biggest polluting industry in the world. Fashion chief executives scream about sustainability, and how they plan to cut carbon emissions by 40 per cent and reduce environmental impact by 50 per cent in every interview. But none of those brands seem to understand that a much easier solution is just in front of them. Preventing overproduction in the first place would have an immediate effect on reaching those sustainability goals. The industry talks about conspicuous consumption — buying for the sake of buying — as the reason behind the growth in the luxury segment. But brands are producing more product than there is demand for. I call it conspicuous production, producing for the sake of producing and artificially inflating the numbers.” #VETEMENTSxSAKS @financialtimes

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ファッションは非常に汚れた産業です。アメリカではデッドストック (在庫) が、毎年500億ドルに達しています。石油産業に次いでファッション業界は世界で2番目に大きな汚染産業です。ファッション界の最高経営責任者たちはインタビューで、持続可能性やどのように40%の二酸化炭素排出を削減し、50%の環境影響を減らす計画をしているか叫んでいます。しかし、これらのブランドのほとんどが、より簡単な解決策が目の前にあることを理解しているように思えます。まず第一に、生産過剰を抑制することが、持続可能性のゴールに近づくための効果となります。ファッション業界では、ラグジュアリーブランドの成長理由が「派手な消費行動」と言われています。しかし、ブランドは需要以上の製品を生産している。私はそれが「派手な生産行動」で、人為的に生産数を増やしていると考えています。

#VETEMENTSxSAKS INSTALLATION 5TH AVENUE NEW YORK @financialtimes

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